初詣

明けましておめでとうございます。株式会社 宮内善進堂(曽根イーストテラスの管理会社)は昨日が仕事始めでした。正月三が日に初詣で行かれた方も多いかと思います。ところで大阪で初詣といえば「すみよっさん」でお馴染みの住吉大社が有名ですね。由緒が深く信仰が篤い神社として「一の宮」の社格がついた、全国に約2300余りある住吉神社の総本社です。4つの本宮を持つ特殊な様式の神社でその建築様式は国宝に指定されており、第一本宮には底筒男命(そこつつのおのみこと)、第二本宮には中筒男命(なかつつのおのみこと)、第三本宮には表筒男命(うわつつのおのみこと)第四本宮には神功皇后(じんぐうこうごう)が、それぞれ祀られています。


また、あまり知られていませんが、伊勢神宮と同様に20年毎に遷宮をしているそうです。住吉大社ほどメジャーではありませんが、天王寺区の生玉町に鎮座し、「いくたまさん」の愛称で親しまれている生國魂神社に行かれる方も多くいらっしゃると思います。約2700年の由緒がある大阪最古の神社、祀られている生島大神(いくしまのおおかみ)・足島大神(たるしまのおおかみ)は日本国土の神霊とも言われています。こうした格式のあるお宮さんには、人混みで騒然とした初詣の時期くらいしか足を運ぶ機会がありませんが、普段の静かな神社を訪ねてその歴史を探りながら散策してみると文字どうり神妙な気持ちになり心が洗われるのかもしれません。