行政が本気を出して改革した公園

南池袋公園 芝

東京出張(日本賃貸住宅管理協会が主催するフォーラムに参加のため)を利用して、行政がかなり本気を出して改革したと噂の公園を訪ねました。南池袋公園、池袋駅から徒歩7分ほどの都会のど真ん中にあるこじんまりとした公園ですが、左の画像のように誰でも芝生に寝転がってくつろげるような憩いの場所になっているようです。豊島区がこの公園をリニューアルした時の理念が「サードプレイス」、ファーストプレイス(住居)とセカンドプレイス(職場・学校)を行き来するだけでは得ることのできない地域への愛着を他者と共有できる心地良い第3の場所という考え方だそうです。


もちろん、行政サイドだけではなく近隣住民の理解や協力があってこそ生まれたということも非常に重要なポイントだと思います。こういった取り組み1つ1つの積み上げが人が行ってみなくなる、住んでみたくなる魅力的な街を作っていくんだろうなぁと感じました。

残念ながら、11月~2月は芝の養生のためシートが張ってあり寝転がることはできませんでしたが、逆に春~秋に芝の良さを感じてもらうことを本当に大事にしているという思いが伝わってきます。というわけで公園内にある小洒落たカフェレストラン「RACINES(ラシーヌ)」お茶をしながらレポート書いています。ちなみにRacinesはフランス語で根源という意味だそうです。

カフェレストラン Racines
ポスター

店内にこんなポスターがありました。駅から公園までの通りに木の屋台やベンチ、ハンモックが並んだり、マルシェが開かれたり街が大きなリビングと化すイベントのようです。なんか楽しそうでうすね。次に来る時は芝に寝転んでくつろげる春くらいにして公園の良さを堪能したいと思います。そして、私たちの住む、曽根でも誰もが気兼ねなくくつろげるオープンハートなサードプレイスをいつの日か築いていきたいと思います。

※ 画像の一部は豊島区のオフィシャルサイトより引用しました。


南池袋公園 全景
南池袋公園 全景