大阪国際空港をご存知ですか?伊丹空港という通称が馴染み深いため、ピンとこない方もいらっしゃるかも知れません。正式名称は大阪国際空港、敷地は伊丹市、池田市、豊中市の3市にまたがっておりますが一般的には伊丹空港と呼ばれているため豊中市に絡んでいることをご存じな方は意外と少ないのではないでしょうか。しかも登記上の住所は豊中市蛍池西町3丁目555なのだそうです。かつてはその名の通り国際定期便が就航していた国際空港でした。
しかしながら1994年に関西国際空港の開港に伴い国際便が移行され、国内便のみの基幹空港となりました。一時は巨額の赤字を抱えた関西国際空港との兼ね合いで廃止の議論をされたこともありましたが、近年の外国人観光客の増加やLCC便の積極的な導入により関西国際空港の経営が安定してきたことに加え、神戸空港を含めた関西3空港の運営が民間会社である関西エアポート株式会社に移ったことにより、空港の存在意義そのものが新たな局面を向かえています。
現在、ターミナル改修プロジェクトが進行中で、空港としての機能・利便性の向上だけではなく飲食・物販施設の充実、積極的なイベントの開催、飛行機の離発着や空港夜景といった景観スポットとしての訴求など、地域のランドマークとして存在感を高めていこうという動きが活発になっています。曽根から車で10分、阪急・モノレールを乗り継いで14分という、この身近な施設。今後どのように魅力をアップしていくのか要注目だと思います。広報とよなかの空港特集記事も添付しましたので、参考にご覧ください。
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