豊中市は都市としての価値を高めるために、或いは既にある価値を広く認知してもらうためのブランド戦略を推進しています。以下は豊中市の広報誌「広報とよなか」の記事からの抜粋です。『豊中市は交通利便性や充実した教育・文化、子育て環境、医療サービス、緑あふれる公園、そして活発な市民活動など、多様な資源に恵まれています。
市が「暮らしの舞台」として選ばれるためには、こうした特徴を生かした都市の機能や環境の充実によって、市民の暮らしが豊かであるありさまを「都市ブランド」と捉え、その価値や魅力をより高め、広く市内外の人に実感してもらうことが求められます。そこで市ならではのブランドの創造と向上を図り、PRするための方向性や方策を示した「豊中ブランド戦略」を策定し、さまざまな取り組みを進めています。』というお役所らいしい抽象的で優等生的なコンセプトではありますが、その中で管理人が気になった具体的な取り組みを一つご紹介したいと思います。
その取り組みが、ワニ肉料理を豊中の新名物料理として浸透させようという事業、「マチカネミート」です。なぜワニ料理?マチカネミートって何?と思われる方も多いでしょうね。豊中のオフィシャルマスコットキャラクターがワニの「マチカネくん」というのはそこそこ浸透していると思いますが、
そもそもは大阪大学豊中キャンパスのある待兼町(マチカネチョウ)で古代のワニの化石が見つかったことに由来します。そのマチカネくんと南半球では比較的ポピュラーなワニ肉料理を結びつけ「食」ブランド創造事業として立ち上げたのがNPO法人ユニバーサルデザイン推進協会さんです。現在、豊中市内の7店舗で「マチカネミート」として提供されています。管理人も阪急豊中駅からすぐの「Thee Food Rest GARAGE」さんでワニ肉ソーセージを食べたことがありますが、全然くせがなく普通に美味しかったです。ワニの足(手?)がそのままの形で出てくる料理などもありますので、ご興味をもたれた方はマチカネミートのホームページを是非ご覧下さい。
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