北摂を中心に近畿地方を襲った大阪北部地震からはや2週間が経ちました、曽根イーストテラステラスの周辺は不幸中の幸いと言っていいのか分かりませんが、大きな被害はなかったようでした。マンションのテーマとして「安心・安全な暮らしを育む」と掲げている、ここ曽根イーストテラスでは各世帯にいわゆる防災バッグを1個ずつ支給しています。防災バッグは1人用なので世帯によっては十分ではありません。
あくまでも防災を意識するキッカケにしていただいきたいという思いで配っています。ところで過去にも何度か触れていますが、一般的に防災という言葉が浸透している災害への備えですが文字通りに災害自体を防ぐということは不可能なので、実際には被災した際の被害をいかに減らすか、そのための準備ということになり、最近では減災といういい方が徐々に広がってきています。
さて、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という言葉もあるように地震から2週間も過ぎれば比較的被害の少なかった曽根周辺では、既に過去の出来事のように思っている人も結構いるのではないでしょうか?しかし、本当に減災に意識を持つならば、今こそ2週間前の地震を教訓に今後の備えを考えるべきです。まず今回の地震で最もクローズアップされたブロック塀倒壊の問題、過去から何度も指摘されていることですが未だに倒壊する危険性のあるブロック塀は多く残っていると認識しておくことが必要なようです。例えば平時に自分の家から避難場所までの経路の中に危険なブロック塀があるかどうかを確認して場合によっては避難経路を見直す、それだけでも有事の際のリスクは大きく変わってくると思います。災害の備えはやりだせば際限がありません、自分のケースで見た時の優先順を明確にして順位の高いものから準備をすすめていく、自分なりの危機管理が必要になってくるのではないでしょうか。
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