街歩きのいい季節になりましたので、紀行シリーズを2本スタートさせたいと思います。第1弾は阪急電鉄が企画する西国七福神巡りです。宝塚線の沿線で完結するので曽根に住む管理人にとっては打って付けです。寺社を七か所巡り各所で御朱印を頂いてくるスタンプラリー方式、今回は箕面の龍安寺と聖天宮西江寺の2か所をご紹介します。曽根から箕面へは阪急電車で石橋乗り換えの20分ほどと、けっこう近場ですね。
この辺りでは最もメジャーな観光地、改札を出るとすぐに足湯が有ったりします。
目的地は2か所ともに箕面の大滝に向かう遊歩道の途中にありますが、箕面の大滝自体は先月の台風の影響で遊歩道が一部通行止めとなっており、行くことができません。幸い目的地はどちらも通行止め区間の手前だったため辿り着くことができました。先に奥にある龍安寺の方へ向かいます。そもそも西国七福神の歴史は浅く、20世紀の前半に阪急電鉄と東光院(萩の寺)が阪急宝塚線沿線の6か所の寺社に呼び掛けた、七福神になぞらえて各所を巡るスタンプラリーの企画でです(ちなみに龍安寺は弁財天で聖天宮西江寺は大黒天)。龍安寺はもともと修行道場だった箕面山で行者が弁財天の像を作り祭祀した箕面寺が始まりで後に龍安寺に改称したそうです。日本最古の弁財天、また宝くじ発祥の地ともいわれています。
龍安寺から少し駅の方へ戻り、老舗旅館の音羽山荘付近から箕面川を渡り坂をあがった所に聖天宮西江寺があります。高野山真言宗のお寺でありますが、こちらも龍安寺と同様にそもそもは行者によって開山され、歓喜天を祀る日本最初の歓喜天道場だそうです。また室町中期に作られたと伝えられている大黒天も祀られています。
社務所で大福帳という名前の御朱印帳にスタンプを押してもらいミニチュア七福神人形をもらう(有料 \300)とミッションコンプリートです。
駅までの帰り道、箕面名物もみじの天ぷらのお店が軒を連ねていました。紅葉のピークは大分先でもボチボチ営業されていたのが何かいい感じです、ベストシーズンは来月の前半くらいですかねぇ、見ごろより少し前でも人が少なくゆっくり散策できるこの時期が個人的にはお勧めです!
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