西国七福神巡り~池田・蛍池編

今回の七福神巡りは池田・蛍池編、まずは池田の呉服(くれは)神社へ。

日本書紀にある「呉服・綾穴伝承」を今に受け継ぐ由緒ある神社でした。絹布類をさす「呉服(ごふく)」という言葉の起源はここにあるそうです。

駅を降りてすぐ北側の高架沿いに大きな鳥居があり、ここから本宮までの住宅街を通る道路が参道となっています。十日戎(池田えびす)の期間中はここが通行止めになり、多くの露店や参拝客で賑わいを見せます。



阪急池田駅の周辺には多くの記念館、美術館などがありますが、代表的なものを1つご紹介したいと思います。

NHKの朝ドラ「まんぷく」でも話題の安藤百福翁が発明したインスタントラーメンの記念館、「インスタントラーメン発明記念館」です(そのままやなかいっ!とツッコミが入りそうですが)。

展示の見学以外でもチキンラーメンが手作りできる工房やオリジナルのカップヌードルが作れる工房など体験施設が充実しています。最近ではお土産のカップヌードルを肩から掛けている外国人観光客の方もよく見かけるようになりました。



それと、池田でおススメのお店を1軒ご紹介。本格的な台湾茶を提供してくれる「時光舎」さんです。

駅前のアーケード、サカエマチ1番街を入ってすぐの路地にごく普通の民家を改装したお店があります。ご覧の通り知らなければ素通りしてしまいそうな店構えです。

飲茶セットは台湾から直接取り寄せたお茶にデザートでマンゴープリン、月餅などが付きます。もちろんお昼と晩のお食事メニューありますよ。これからの季節なら薬膳火鍋の鴛鴦鍋がよろしいかと思います(要予約/3日前までに)



池田をあとにして、次に向かう巡礼地は蛍池にある円満寺。国立診療所刀根山病院のすぐ隣にあり福禄寿のお寺として親しまれています。

正式には曹洞宗の延念山圓満寺、ご本尊は木造漆箔阿弥陀如来像で豊中市指定文化財だそうです。福禄寿は同じ本堂内の向かって左側に祀られています。

写真では少しわかりにくいですが、本堂の入口には「西国七福神 福禄寿尊」という看板が掲げられていましたし、山門の横にも福禄寿尊ののぼりが置いてありましたので、やはり福禄寿の方がお馴染みのようです。



蛍池ではラーメン屋さんを1軒ご紹介です、阪急蛍池駅の西側すぐのところにある「みつか坊主」さん。味噌ラーメンの専門店です。

お店の前面にも大きな味噌の看板があり、味噌へのこだわりが伺えます。本流の赤味噌はオリジナリティがありハマれば病みつきです。

今回も大福帳に御朱印と、恵比寿さんと福禄寿のミニチュアを入手してミッションコンプリート、これで4ヶ所終了で半分を過ぎました。残るは宝塚の2ヶ所(清荒神、中山観音)と近所の萩の寺、あと一息です。