とよなか散歩道~千里中央-少路コース

西国七福神巡りを一旦お休みして、今回は紀行シリーズ第2弾の「とよなか散歩道~千里中央-少路コース」をお届けしたいと思います。豊中が提唱する市内の散歩の適したルートを紹介した冊子「とよなか散歩道」の千里中央ー少路コースを巡って見ました。

スタートは千里中央。関西住みたい街ランキング不動のベスト4、千里中央駅が始発の北大阪急行は御堂筋線に直通なので乗り換えなしで梅田や大阪市内のオフィス街に行けます。そんな千里中央も再開発の真っ最中、先ごろH2Oは中心商業施設のセルシーと千里阪急百貨店を一体的に新たな商業施設として全面リューニューアルすることを発表しました、ますます目の離せないエリアになりそうです。

千里中央から西に向かい、千里緑地に沿って北上し府立豊島高校を右手に見ながら北緑丘方面に進みます。この辺りは閑静な住宅街(と言ってもこのコースは全般的に閑静な住宅街ばかりですが)、歩道の際に太陽光や風力を利用した街頭が所々に設置してありました、エコです。

ほとんどの歩道に街路樹があり気持ちよく歩くことができますね。ルートは北緑丘小学校の横を通る「北緑丘緑道」の樹木のトンネルを抜け、北緑丘団地の中を通って千里川に架かる「かみみんでん橋」にぶつかります。

橋を渡らずに、ここから千里川に沿って南に向かって歩きます。北緑丘団地と千里川に挟まれたここの遊歩道は河川公園のようになっていて、途中に川沿いに生息する野鳥や四季を感じられるスポットが描かれたマップの掲示板が立っていたりします。もう少し寒い時期になったらきれいな紅葉を見れそうな感じでした。

遊歩道を進んで野畑橋の辺りまできたところで気なるお店を発見、ちょっと入ってみました。「富田屋」というお名前のパン屋さんです、店内は昭和の駄菓子屋さんや学校給食を彷彿とさせるレトロな雰囲気で個人的にはドハマりの空間でした。おやつにメロンパンとくるみアンパンを買いましたがどちらも甘さ控えめ、昔ながらの懐かしい味でほっこり。

そこから更に川沿いを南へ下っていくと川の東側に野畑南公園が見えてきます。大きな広場と長い螺旋状の滑り台などの遊具があり、日曜日の昼だったこともあり多くの子供たち遊んでいました。公園の前から川に降りて水遊びができるようなっていて、設置してあった表示板によると「親水コーナー」というようです。

この「とよなか散歩道」、歩く時にはちょっと路面の方にも注目してみてください。マチカネくんがデザインされた散歩道を示すアイコンが所々に施されています。星座のプレートが埋め込まれている場所もあったりして、ここは敢えて地図を見ずに宝探し感覚で見つけ出してもらいたいですね。また、この辺りの川沿いは野畑さくら通りと呼ばれる桜並木の名所でもあるようです。

高橋付近から東へロマンチック街道の方へ向かうと、いよいよ最終コーナー。羽鷹池公園を通り過ぎ、緑丘病院を曲がった大阪モノレールの少路駅がゴールです。歩行距離:約6.6km 所用時間:約2時間10分の小旅行、お天気のいい日を選んで是非お試しください。

今回の「とよなか散歩道」千里中央-少路コースのMAPは下のボタンをクリックして頂くとダウンロードできます

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