西国七福神巡り~完結編

昨年の10月にスタートした西国七福神巡りもいよいよ今回が最後です。初詣に清荒神を参拝したあと中山寺に寄って宝塚ブロックを完了。つい先日、最も近場である東光院で七か所すべてを巡り終えました。初詣に絡んで行ったりもしていたので寺社仏閣のご紹介を中心にお届けしたいと思います。

曽根から最も遠い位置にある清荒神清澄寺、真言三宝宗の寺院で本尊は「大日如来」です。境内には鎮守社として竃の神などを祀る三宝荒神社があるため神仏習合の清荒神清澄寺という名前になっており、地元では「荒神さん」の愛称で親しまれ初詣にも多くの参拝客が訪れます。七福神としては布袋尊となっております。

清荒神から阪急宝塚線を2駅もどった中山観音で下車し、中山寺に向かいます。真言宗中山派の大本山で本尊は十一面観音菩薩、寺伝では聖徳太子が建立した日本最古の観音霊場だとされています。豊臣秀吉が祈願をして秀頼を授かったという逸話や、明治天皇の生誕の際に安産祈願をされてたことなどから安産の寺として知られ、境内でもお腹の大きな女性をよく見かけました。こちらは寿老神、七福神巡りも6/7が終了、いよいよあと1か所です。

最後の1か所は豊中市南桜塚にある東光院、曹洞宗の寺院で本尊は薬師如来です。境内には多くの萩が植えられており地元では「萩の寺」という名前の方が馴染まれています、七福神は軍神「毘沙門天」。ここは曽根イーストテラスから徒歩3分「一番近いからいつでも行けるやろ」というだけの理由で後回しにしていました。こちらの参拝をもって西国七福神巡りはミッションコンプリートです。

各寺社で大福帳に押印いただいた御朱印をもって阪急梅田駅の案内カウンターへ行くと阪急電車の車両型の宝船がもらえます。そこにこれまで各所で集めたミニチュア七福神をのせ事務所の受付カウンターのうえに置きました。ご利益はあるでしょうか?

頑張ったら1日で巡ることもできますし、沿線にお住いの方でしたら管理人のように何日かに分けて行くのも有りだと思います。寺社を巡りながら街をブラブラ歩いてみると、見慣れた場所でも新たな発見があるかもしれませんよ。