今回は、全国賃貸住宅新聞に掲載された記事をご紹介したいと思います。テーマは「湯沸かしの省エネ」
1リットルのお湯を沸かす時に電気ポット、ガスレンジ、IHクッキングヒーターの3つを比較した場合にどの方法が1番省エネになるかを考えてみました。ポイントはどれが1番早く沸くかという点です。
沸かす時間が短い=使用するエネルギーが少ないということなんだそうです。答えは1位:電気ポット、電気ポットは断熱性に優れているため熱が外に漏れにくく、使用するエネルギーのほとんどが水を沸騰させるために使われるためです。2位:IHクッキングヒーター、使用するエネルギーの70~80%程度が湯沸かしに使われるそうです。そして3位:ガスコンロ、使用するエネルギーの半分ほどしか湯沸かしに使われていないとのこと、ガスコンロが最下位なんですね。
また、保温機能がある電気ポットの場合、保温に必要なエネルギーの量は保温する水量とはあまり関係なく、お湯を沸かす時に必要なエネルギーの量は水量と比例するため、沸かしたあとある程度使った残りのお湯は保温機能を使うよりも一旦保温を切って、次に使う時に沸かし直す方が省エネになります。
いかがでしょう、意外な感じがしませんか?
ちょっとした知識で、水道光熱費を少し節約することが可能です。これからも簡単な省エネ術をご紹介していきたいと思います。
全国賃貸住宅新聞にて大庭みゆき氏が連載されている「家主ができる簡単省エネ術」よりご紹介させていただきました。
コメントをお書きください