曽根は交通の利便性では大阪府内でも屈指だと思っています。
梅田まで阪急で15分弱という点だけでなく、出張や旅行のような長距離移動においても空港までが至近である、高速道路の主要路線の結節点になっているインターチェンジがすぐ近くにある等のアドバンテージが挙げられますが、唯一ちょっと微妙と言わざるをえないのが新幹線の駅である新大阪駅までのアクセスです。
距離で言うと6.4kmと梅田にでるよりちょっと近いくらいなのですが、車の主要ルートである新御堂筋は渋滞しがち、時間の読める鉄道のアクセスは何パターンかありますがどれも必ず乗り換えが発生し、一長一短です。ちょっと表にまとめたので、ご覧ください。
運賃 | 乗換 | 所用時間 | スコア | |
①【阪急】曽根-十三-南方 【大阪メトロ】西中島南方-新大阪 | 370円 | 2回 | 21分 | 78.7 |
②【阪急】曽根-大阪梅田 【JR】大阪-新大阪 | 350円 | 1回 | 30分 | 106.0 |
③【阪急】曽根-大阪梅田 【大阪メトロ】梅田-新大阪 | 420円 | 1回 | 31分 | 131.2 |
右端の欄にあるスコアは((運賃×所要時間))÷100)+乗換と計算式でコストパフォーマンスを表したものです。数値が小さいほど効率が良い移動手段と言えます。
平日の7時30分に曽根イーストテラスを出発して出張に行ったというシュミレーションですので、土休日でもう少し遅い時間等であれば多少変わるとは思いますが概ね①が最良の手段と言えそうです。
(参考までに天候・体調が良好な時は南方駅から徒歩(約11分)という手段もあります、この場合のスコアは47.5 でコストパフォーマンスは断トツのトップです)
さて、その新大阪駅ですが駅そのものも随分様変わりしています、以前は新幹線を降りて大阪の市街地へ向かう際の乗り換えだけの駅というイメージが強かったのですが、最近は改札内も含めたエキナカの商業施設がかなり充実しています。
従来からのお土産や駅弁の売店だけではなく、ちょっとしたフードコートや関西のメジャーなスイーツ店が並ぶ『Sweets Street』や鉄道グッズのコーナー『Eki-Tetsu』など幅広いカテゴリーの店舗が集積しています。
なんとセレッソ大阪のショップまでありました(そこはガンバでしょ、って少し思いましたが…)
旅行や出張の行程に少し余裕がある時、立ち寄ってみるのは有りだと思います。
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