北大阪急行 延伸Ⅰ

３月23日（土）に北大阪急行電鉄の延伸線が開業し、大きな話題となっていました。

延伸に伴ってできた新たな駅『箕面萱野駅』・『箕面船場阪大前駅』とその周辺を２回にわたってご紹介したと思います。

まずは終点駅となった『箕面萱野駅』です。ここには元々『みのお Q's モール』という東急系の大型ショッピングモールがあり箕面市中部地区の中心地的なエリアです。

最大のネックは鉄道線・軌道線の不毛地帯であること、それゆえに50年以上も前から鉄道を延伸する計画がありましたが、いく度かの計画凍結と再開を経てようやく開業に漕ぎつけた、と報道されていました。

 北大阪急行電鉄は、1970年に大阪で開催された日本万国博覧会の会場輸送を担う鉄道新線の運営主体として阪急電鉄、大阪府などが出資して設立された第三セクター鉄道会社で、大阪メトロ御堂筋線と相互乗り入れの一体運行をしています。

新規開業した延伸線は、これまで終点であった千里中央駅から中間駅の箕面船場阪大前駅までは地下区間を通り、その先から地上の高架線となります。終点となる箕面萱野駅は高架線の延長線上に設置された橋上駅で、前述したみのお Q's モールが駅直結となるSTATION棟を増床しています。

地上３階のビルは１階にバスターミナル、バスターミナルを囲むように『一風堂』などのメジャーチェーン店系の飲食店や整骨院、ファミマ、不動産の東急リバブルが入っています。

２階にはナチュラルスーパーマーケット『ビオラル』を中心に植物雑貨やコスメ、食品の物販店、シニア層にはお馴染みの『心斎橋ミツヤ』などがありました。

３階はほぼ飲食店、中でも注目は西中島南方の超有名ラーメン店『人類みな麺類』の新業態店『みなめんCafe』、ラーメン屋なのか、Cafeなのか？　入っていないので分かりません！

また、３階で唯一飲食店ではなかったのがイーチ合同会社のオフィス。

地元での仕事づくり、出会いを生み出すイベント企画、箕面に暮らす人々のちょっと困ったをお手伝い等、「誰もが安心して暮らせるまち」をデザインする会社だそうです。

曽根からは車で行くのが早くて楽ですが、せっかくの新規開業なので敢えて蛍池から千里中央を経由して、北大阪急行に乗って行かれることをオススメします！