阪神淡路大震災から30年

 

 

先月、1月17日に阪神・淡路大震災が発生してから30年という節目の年を迎えました。南海トラフ地震や首都圏直下地震など甚大な被害が想定される巨大地震がいつ起きても不思議ではないと言われる昨今、メリケンパークにある神戸港震災メモリアルホールへ行ってきました。

 

 

神戸港震災メモリアルパークには、地震で崩壊した神戸港の施設の一部がそのまま残してあり、当時の地震の凄まじさを今に伝えています。

 

 

パーク内のパネルには地震の規模や復旧・復興の道のりが具体的な数値を交えて表示されています。海外の観光客と思われる方々がガイドの話を聞きながら、熱心に見ていたのがとても印象的でした。

 

改めて災害への備えが十分なのか精査して、不足があれば速やかに充足していくことの必要性を感じ、さっそく動いていこうと思いました。

 

 

さて、震災メモリアルパークのすぐ近くには震災とその後の復旧・復旧をずっと見守ってきた神戸のランドマークのKOBE ポートタワーがあります。

昨年の春にリニューアルオープンしたということを聞き、数十年ぶりに上の展望室まで登ってきました。

 

 

今回のポートタワーのリニューアルの目玉の一つが展望室の外に出られるようになった、オープンデッキの新設です。地上100mの風を感じながら神戸の街や港を眺望できるようになりました。

 

 

展望デッキ4Fには光をテーマにした作品のミュージアム『Brilliance Museum』があります。おすすめは、身体に合わせて動くインタラクティブ・アート。

 

展望室デッキ1Fにも、新進気鋭のアーティストを中心に神戸に所縁のあるアーティストなどの作品を展示するギャラリー、『Gallery360』があります。

 

 

ちょっと小腹が空いた時には展望デッキ3Fのカフェ&バー『Ready go round』へ

今では、すっかり見かけなくなった回転床のお店です。30分かけて1周するので、移り変わる神戸の街の景色を楽しみながら、お食事ができます。

 

ポートタワーを模した瓶に入ったおつまみセットと六甲山を模したポテトサラダ、白ワインをいただきました。

 

震災メモリアルパークで気を引き締め、ポートタワーで神戸の復興を感じる。今年にふさわしい神戸を巡るコースではないかと思います。